ポーカーのやり方を一度覚えてしまえば、仮想通貨カジノのライブカジノや本場のランドカジノ、ポーカートーナメントなどさまざまな場所で遊べます。定番カジノゲームの1つであるポーカーゲームは、プロの世界大会があるほど人気が高く、日本でも注目度が高まっていることから「ルールを覚えてプレイしたい」という人もいるでしょう。
本記事では、ポーカーのやり方を中心に、仕組みから基本ルール、実際のゲームの流れ、初心者向けの戦略や注意点まで詳しく解説します。ポーカー用語やテキサスホールデムポーカーのハンド例を使ったゲーム手順も紹介していますので、ぜひご覧ください。
ポーカーのやり方を知るために、簡単なゲーム概要を紹介します。ポーカーゲームには多くの種類がありますが、基本的なルールは共通していて「5枚のトランプカード(手札、または手札とコミュニティカード)で役を作り、強さを競う」ゲームです。
原則として2〜6人ほどでプレイし、使用するトランプカードはジョーカーを除く52枚です。ゲームに勝利したプレイヤーが、全員から集めたポットのチップをすべて獲得できます。主な勝ち方は2つあり、ショーダウン(最終ラウンド)まで残ったプレーヤーの中で、最も強い役を作るか、他のプレーヤーをフォールド(降りる)に追い込み自動的に勝利する方法です。
ポーカーゲームを遊ぶ上で押さえておきたい「役(ハンド)」とポーカー用語について見ていきましょう。
ポーカーのやり方で最も重要な知識の1つが、役(ハンド)です。役はカードの組み合わせによって異なり、相手との強弱で勝敗を競います。
ポーカーで扱う役の種類と強さを順番に覚えておきましょう。
役名 | 説明 | 例 | 強さ |
ロイヤルフラッシュ | 10、J、Q、K、Aの連続5枚で、すべて同じスートのセット | 10♠、J♠、Q♠、K♠、A♠ | 10 |
ストレートフラッシュ | 同じスートの5枚のカードが連続している(ロイヤルフラッシュ以外) | 3♣、4♣、 5♣、6♣、7♣ | 9 |
フォー・オブ・ア・カインド | 同じの数字が4枚揃う | K♣、K♠、K♥、K♦、A♥ | 8 |
フルハウス | スリー・オブ・ア・カインドと1ペアの組み合わせ | Q♦、Q♥、 Q♠、A♦、A♥ | 7 |
フラッシュ | すべて同じスートの5枚のカード | 2♠、5♠、7♠、K♠、A♠ | 6 |
ストレート | 連続する数字かつ異なるスートの5枚のカード | 2♥、3♠、4♥、5♥、6♠ | 5 |
スリー・オブ・ア・カインド | 同じ数字かつスートが異なる3枚のカード | 5♥、5♣、5♠ | 4 |
ツウ・ペア | 同じ数字の2枚のペアが2組 | 2♥、2♠、4♥、8♥、8♠ | 3 |
ワン・ペア | 同じ数字の2枚のペアが1組 | 2♥、3♠、4♥、8♥、8♠ | 2 |
ハイカード | 何の役(ハンド)も成立していない状態 | 2♥、3♠、4♥、5♥、6♠ | 1 |
ポーカーでは、以下の並びで数字の強弱が決まっています。
A > K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2
対戦相手と同じ役だった場合には、数字の強さで勝敗を付けます。また、同じ役だった場合の考え方として、以下のような決まりがあります。
ポーカーでは独自の用語が多数登場します。ポーカーのやり方や戦略を覚える上でも重要なので、ここで学んでおきましょう。
ポーカーゲームの基本的な流れとやり方を解説します。ポーカーの中でも一般的なドローポーカーについて、以下ステップごとに紹介していきます。
テーブルの席決めにルールはなく、プレイヤーは空いてる席に座ります。アンティベット(またはアンティ)は、ポーカーゲームの参加費の役割を果たします。テーブルごとに決められた分のチップを、アンティと書かれた枠内に置きます。
テーブル毎のレートは「50-100-200」や「100-200-400」といった形で表記され、左の数字がアンティ、中央がスモールベット、右がビッグベットを表します。
親のプレイヤーが、1人5枚ずつカードを裏向きに配り、残りは山札(やまふだ)に残します。各プレイヤーは自分の手札を確認します。
1回目の賭けが始まります。親の左隣のプレイヤーから時計回りでアクションを選択します。誰もチップを出さなかった場合はカードをすべて回収し、最初からやり直します。プレイヤーのアクションは以下のいずれかを選べます。
いずれかのプレイヤーがレイズしてから1周の間に、他のプレイヤーがレイズしなければ1回目の賭けは終了です。
1ラウンドが終了したら、ドローが行われます。ドローは、各プレイヤーが自分の手札から不要なカードを捨てて、新しいカードと交換することです。交換は1回のみで、1~5枚まで選べます。
2回目の賭けに入ります。1回目の同様に、親の左隣のプレイヤーから「コール・レイズ・フォールド」のいずれかのアクションを選択し、レイズするプレイヤーが1人になるまで続けます。
2ラウンド終了時点で全プレイヤーが手札をオープンし、1番強い役を揃えた人が勝ちです。勝ったプレイヤーはポットにあるチップをすべて獲得できます。
また、1人以外の全員がドロップすれば、残ったプレイヤーの勝利です。役の強さが同じで勝敗がつかなかった場合はチョップとなり、チップを等分します。
ポーカーの中でも特に人気のある「テキサスホールデム」のルールと流れを、役例とともに紹介します。テキサスホールデムは独自のルールがあり、ラウンド名も決まっています。
メジャーなポーカーではありますが、ゲームに参加するために知っておきたいポイントもあるので、ここで押さえておきましょう。
テキサスホールデムではアンティは不要ですが、ラウンド開始前にブラインド(強制ベット)を支払うポジションがあります。ディーラーボタンの左隣のプレイヤー「スモールブラインド(SB)」と、SBの左隣のプレイヤー「ビッグブラインド(BB)」の2人です。
ブラインド額は、BBがSBの2倍支払うのが一般的で、あらかじめテーブルの上に出しておきます。その後、BBのプレイヤーから時計回りにカードが配られます。各プレイヤーの2枚のカードはホールカードと呼ばれ、絵柄を確認した後は他のプレイヤーに見られないよう伏せておきます。
すべてのプレイヤーに2枚ずつホールカードが配られた状態で、1ラウンド目「プリフロップ」がスタートします。各プレイヤーは、手持ちの2枚のカードを頼りに、勝負を行うかゲームを降りるかベットアクションを決めます。
BBの左隣のプレイヤー(UTG/アンダーザ・ガン)が1番最初にアクションを起こします。選べるアクションはドローポーカーとほとんど同じで、以下の中から選べます。
【ハンド例】
ホールカードが「A♥・Q♥」の場合、強い組み合わせであるため、レイズしてベット額を上乗せします。
次は、フロップと呼ばれるラウンドに進み、コミュニティカード(共通カード)の3枚がテーブル中央にオープンされます。各プレイヤーは、自分のホームカード2枚とコミュニテイカード3枚の計5枚で役を作ります。
アクションは「SB、BB、隣のプレイヤー」といった順番に進めますが、フォールドしているプレイヤーは飛ばします。
【ハンド例】
ホールカードが「A♥・Q♥」で、コミュニティカードが「Q♦・3♣・9♣」の場合、ワンペアが成立したため、10ドルをベットします。
フロップの次にターンと呼ばれるラウンドに入り、コミュニテイカードが1枚追加されます。フロップと同様にゲームが進行していき、残っているプレイヤーがアクションを選択していきます。
【ハンド例】
ホールカードが「A♥・Q♥」、コミュニティカード「Q♦・3♣・9♣」に加えて、新しく「9♥」が加わり、「Q♥・Q♦・9♣・9♥」の2ペアが成立
ターンが終わると、リバーと呼ばれる4ラウンド目に入り、コミュニテイカードがさらに1枚オープンします。コミュニティカードが5枚になり、ターン同様にプレイヤーがアクションを選択します。
各プレーヤーのチップ額が合った時点でゲームは終了となり、ショーダウンへ進みます。もし1プレーヤー以外全員がフォールドした場合は、ショーダウンせずに終了し、残ったプレーヤーの勝利と成ります。
【ハンド例】
ホールカードが「A♥・Q♥」、コミュニティカード「Q♦・3♣・9♣・9♥」に加えて、新しく「Q♠」が加わり、最も強い役はフルハウス「Q♥・Q♦・Q♠・9♣・9♥」となる
リバーラウンド終了までフォールドせず残ったプレーヤーが、ショーダウンで手札を見せ合い勝敗を決めます。最も強い役のプレイヤーが勝ちとなり、ポットのすべてのチップを獲得します。
ここからは、ポーカーゲームの基本戦略について解説していきます。初心者でも役や用語、ルールを覚えるだけで、オンラインカジノでリップルなどを使ってライブポーカーに参加することはできます。
ただ、ゲームをより楽しみながら勝利を目指すためには戦略として知っておきたい情報もあるので、ぜひ読んでみてください。
ゲームの最初に配られるスターティングハンドの強さと、回ってくるカードの予測からアクションを決める際に判断基準が必要です。テキサスホールデムポーカーの場合、勝負はコミュニティカードにもよるため、一概に有利なスターティングハンドを断言することは難しいですが、確率的に有利な手札は存在します。
アクションを決める際に考慮すべき点は、以下の通りです。
テキサスホールデムで最初に配られるカードには169通りのパターンがありますが、ペアができれば強く、加えて数字が高いほど、スートが揃っているとより強力です。以上より、スターティングハンドで最も強い組み合わせは「A♠・A♦」のようなエースのペアです。
ポーカーでは座る位置(ポジション)によって有利・不利があるため、どこに座るかによって役やアクションに影響します。一般的には、相手のアクションを見てから考えられ順番が後の方が有利です。
有利なポジションではポジションの価値が働くため、不利なポジションに比べて多くの役でゲームに残れる可能性があります。反対に、アーリーポジションなどの不利なポジションの場合は、自分の後にアクションする他のプレイヤーに選択肢を多く与えないために、レイズやフォールドする確率が多くなるでしょう。
ポーカー初心者がよくやってしまう行動が存在しますが、勝てないプレイをやめるだけで勝率や実績を上げられる可能性が高まります。以下のような行動は悪手と言われ、ゲーム中に行わないよう注意してみましょう。
上記に加えて、相手のブラフに勝っているからといって、バリューとの割合が微妙な役でもコールするようなことも避けるべきでしょう。
ここからは、ポーカーゲームにおけるより高度な戦略について説明していきます。
中級者〜上級者向けのポーカー必勝法やゲーム時のポイントなども含まれますので、さらなるレベルアップを図るために参考にしてみてください。
ライブポーカーだけでなく、ランドカジノやポーカートーナメントなどさまざまな場所でゲームに参加するようになると、幅広いタイプのプレイヤーに出会うでしょう。それぞれのプレイヤーのタイプを理解することで、戦略を調整しながらより良い判断を下せます。
対戦相手を読む方法は多数ありますが、以下のようなポイントに注目してみましょう。
上記のような情報はあくまでも目安であり、すべてのプレイヤーが同じではないため、ゲームの進行状況に合わせて柔軟に読み取ることが重要です。
適切なタイミングでポットを獲得することが、勝利を掴むために大切です。新しいカードだけに頼るのではなく、手持ちの役やコミュニティカードを活用することや他のプレイヤーがコールするような流れを見極める必要があります。
プレイヤーの行動をよく観察し、焦ることなく最適な瞬間を待ちつつ自らの判断を養っていくことが重要です。オンラインカジノでは、さまざまなテーブルやトーナメントで繰り返しポーカーゲームにチャレンジできるため効率的に成長できる可能性があります。
「ポーカーフェイス」という言葉があるように、ポーカーは心理戦と言われます。自分がより強い役を作ることだけでなく、自分以外のプレイヤーが全員降りることでも勝利できるため、駆け引きを通じてゲームを制することが可能です。
基本的にはブラフを使い、心理戦として有効な戦略を駆使できれば、どのような役でも勝利を手にできます。例えば、「役に自信がある」と思わせるためにコールではなくレイズをし、1度のチップ額を引き上げれば、他のプレイヤーに強気だと思わせることができ、プレッシャーを与えることが可能です。
ポーカーゲームは、基本的に以下3タイプに大別されます。
オンラインカジノでビットコインキャッシュが使えるライブカジノなどでは、テキサスホールデム以外にもさまざまなポーカーが遊べる場合があります。ここでは、異なるポーカールールをピックアップして紹介します。
オマハポーカーは、テキサスホールデムと同じフロップポーカーの1種です。コミュニティカードは5枚ですが、最初にプレイヤーに配られるホールカードは4枚と多くなります。ただ、それぞれから3枚、2枚を選び合計5枚で役を揃えます。
そのため、手元にAが3枚来たとしても2枚しか役には使えません。オマハポーカーの基本的なルールはテキサスホールデムと同じゲームラウンドで進行します。
カリビアンスタッドポーカーは、名前の通りカリブ海で主に遊ばれていたと言われています。前述のポーカーと異なり、プレイヤー間ではなくテーブルのディーラー対プレイヤーという構図です。
プレイヤーとディーラーそれぞれに5枚ずつカードが配られ、役の強さを競います。配布されたカードで勝ちを狙えそうであれば、参加料の2倍を追加で支払いコールします。
なお、ボーナスベットがあるジャックポット式で、ボーナスベット中にロイヤルストレートフラッシュが出ればジャックポット賞金を獲得でき、ロイヤルストレートフラッシュ以下の役でも高い配当が得られます。
ルールと同じくらい重要なポーカーゲームの注意点として、マナーやフェアプレーがあります。誰かの不利になるようなことは避け、全員が快くポーカーをより楽しめるよう配慮することが大切です。特に注意したいポーカーゲームマナーを紹介します。
ストリングベットとは、1回のベットアクションでチップを一気に出さず、少しずつ置くことです。複数回チップを賭けるような行為もストリングベットと呼ばれ、テキサスホールデムのルールで禁止行為とされています。
チップの量を調整している間に、他プレイヤーの表情を推測できてしまうから、といった理由があります。なお、ランドカジノで見つかることがあれば、すぐにディーラーに注意されます。
他のプレイヤーがどのようなプレイをしても、口を出すような行為は原則禁止です。自分だけでなく、参加しているプレイヤーはみな同じように「こういう風プレイがしたい」と思い、あらゆることを考えているでしょう。
勝手な見通しを立てて口出しするようなことは、相手の気持ちに水を差し、楽しいゲームを台無しにしてしまいます。トラブルに発展する可能性もあるため、余計な口出しはしないよう徹底しましょう。
ポーカーはトランプカードを使うゲームでやり方を一度覚えてしまえば、ランドカジノやオンラインカジノのライブテーブルなどさまざまな場所でプレイできます。
ルールや役を覚えた上で、相手の手札を予測して判断することは簡単ではありませんが、繰り返しプレイしていくことで戦略を使いこなし、勝率を上げられるでしょう。心理戦と呼ばれるポーカーの醍醐味を、トップ仮想通貨カジノで満喫してください。
ポーカーが初めての場合には、簡単なポーカーのやり方がおすすめです。チップをかけずにトランプカードを交換し、組み合わせを競う遊び方を紹介します。 5枚ずつカードを裏向きで配る いらない手札を交換(こうかん)する 手札の一番強い人が勝ち
ポーカーのやり方は2人対戦でも特に変わりませんが、ラウンドが速く回り、効率的にゲームを進められます。勝率はプレイヤー数によって変わりますが、2人の場合は9や8のペアで70%前後、最も弱いワンペアである2のペアでも約50%が期待できます。
トランプを使ったポーカーのやり方を簡単に説明します。 アンティベットを支払う プレイヤーに5枚の手札を配る 1ラウンド目に入り、アクションを選択する ドローを行う 2ラウンド目でベットする ショーダウン
ポーカーのルールやハンドは覚えるだけなので簡単と言えますが、心理戦は奥が深く、繰り返しプレイすることで相手の戦略や感情が読めるようになります。勝率を高めるためには場数をこなすことも大切です。
ポーカーフェイスは、自分の気持ちや考えていることを相手に読まれないよう、顔の表情をコントロールすることです。ポーカーゲームの心理戦を制する上で、表情を制御できるようになる必要があります。微妙な動きや習慣を身に付け、自分で排除するように取り組むことが大切です。
小林翼(Tsubasa Kobayashi)は、仮想通貨オンラインカジノに特化した経験豊富なコンテンツライターです。彼は長年のキャリアで、仮想通貨とカジノの世界に深い知識を蓄積してきました。 彼の筆致は、複雑な仮想通貨の概念やカジノゲームのルールを分かりやすく説明するのに優れており、読者に価値ある情報を提供しています。彼は業界のトレンドを把握し、最新のニュースや革新的なプラットフォームについても継続的に研究し、その情報を分かりやすい言葉で表現します。
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